２０１７年３月から４月にかけ東日本大震災復興支援事業として仙台市榴岡公園において大村市花であるオオムラザクラを記念植樹しました。大村ＲＣと仙台宮城野ＲＣの共同事業です。両クラブは震災発生以降、友好クラブとして様々な復興支援事業を実施してまいりました。今回もその一環です。

震災発生から６年の歳月が経っていました。悲劇的な事態であっても当事者以外、記憶は風化しやすいものです。このプロジェクトは当時の大村ＲＣ酒井会長の「遠く離れた大村の地でも未だ忘れてはいない。そのことを伝えよう」として発案したのがきっかけでした。

本事業は、両ＲＣの企画立案、大村市の苗木無償譲渡、仙台市の植樹場所提供、（株）琴花園様による苗木移送、（株）秋葉造園様・宮城県建設業協会様による仮植・養生・本植など大村市・仙台市の様々な方々の協力のもとに行われました。また、４月２０日の植樹式・記念式典には仙台市副市長・宮城野区長にもご出席いただき、TＶ・新聞等のメディアにも取り上げられました。酒井会長の想いは現地にも十分伝わったことと思います。

植樹されたオオムラザクラは初年度より見事に大輪の花を咲かせ、その後も毎年桜の季節には仙台市民の皆様の目を楽しませ続けています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０２１年６月　記