奉仕事例

【諫早多良見】児童養護施設の生徒たちと交流

2022.08.23 奉仕事例

諫早多良見RCは奉仕活動として、2011年よりロータリー財団の補助金を活用し、諫早市小長井町にある児童養護施設「聖母の騎士園」の児童生徒たちと日帰り旅行やスポーツ大会(野球、バレーボール、運動会など)、食育(バーベキューなど)を通じて交流を深め、親睦を図ってきました。交流が始まった頃の子供たちは、日常生活で施設と学校などでしか大人との交流がないためか、少し距離感があり慣れるまでに時間がかかりましたが、回数を重ねるうちに年一回の交流を楽しみに、そしてとても喜んでくれるようになりました。会員が自ら時間と体を使い参加することで、心も打ち解けあえるものだと感じました。思い返すと交流活動後、施設に戻るバスの窓越しに涙を浮かべて手を振る子供の顔が忘れられません。また、ある会員が仕事で偶然、社会人となった施設の卒園生に再会し、施設にいたときのロータリークラブとの交流の思い出を感謝とともに話され、とてもうれしく感じたそうです。このような当クラブの奉仕活動が子供たちの心に一つでも残るのであれば、この活動を継続しようと考えます。しかしコロナ禍の今、奉仕活動の方法に創意工夫が必要と思われます。