2025-2026年度 ガバナーメッセージと地区方針

“未来へ紡こう ロータリ ーの価値! ”

2025-2026年度 国際ロータリー第2740地区
ガバナー 石坂 和彦

2025-26年度地区方針の策定に際し、 次の言葉を伝えてまいりたいと思います。

  1. 人生を紡ぐ……日々の出来事が積み重なって人生がつくられていく
  2. 想いを紡ぐ……心を紡ぐ・命を紡ぐ・言葉を紡ぐ
  3. 慌てず、焦らず、丁寧に、日々の出来事をつなげていく
  4. 先人が紡いできたものを受け継ぎ、 後世に思いを残していく
  5. 糸を強く引き締めるように、 日々の出来事をつなげていく

1,「未来を紡ぐ、 奉仕の心」

ロータリーの奉仕活動を通じて、 次世代へ思いやりや助け合いの精神を紡いでいく。

2,絆を紡ぎ、 共に創る未来

ロータリアン同士の絆を深め、 地域社会との協力を大切にしながら明るい未来を築く。 種をまき、 水をやり、 肥料をやる、 地域と共に育っていく。

3,「奉仕の心を紡ぎ、広げる」

ロータリーの精神を地域社会や世界へ広げ、 より多くの人々とつながる。

4,「希望を紡ぐ、 ロータリーの輪」

ロータリーの活動を通じて、希望や笑顔を次の世代へ受け継いでいく。2025-26年度国際ロータリー、マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ会長は、次のように私達にメッセージを発信されました。
三つの基本的柱は、革新継続パートナーシップです。このマリオ会長の言葉の中に込められ た思いを基本として、当地区方針を定めました。

“未来へ紡こうロータリ ーの価値! ”

ロータリーが誕生してその底流に流れるもの
理念の継承、私達の事業で言えば暖簾といえるものロータリーの先達先輩のご努力に心から感謝です。
紡いでいきたいと思います。
慌てず、 焦らず、 丁寧に、 ロータリー活動ができたらと思います。

2025-26年度地区運営方針(重点項目)

地区基本方針に基づき、 地区組織を挙げて心を合わせて活動していく事が重要です。
5部門16委員会5小委員会委員長、 委員を始めガバナー事務所スタッフの方々が、情熱を持っ て一丸となって紡いで頂いています。 パストガバナー、ガバナー補佐の皆様には、 それぞれの部門をご担当いただき、アドバイスを頂戴したいと存じます。 戦略計画委員会、危機管理委員会、 地区ラ ーニング委員会等ALL ROTARYで進んでいきたいと思います。

  1. ガバナー月信、 ロータリーの友は、 ロータリーの情報のかたまりです。
    • 最新情報が発信されています。どうぞ読み込んでください。机上に置いていただき親しんでいただきたい。月信編集長始め編集委員の皆さんに地道に熱く取り組んで頂いております。会員皆様方のご協力をよろしくお願い致します。
  2. ロータリーの輪を広げよう!
    • 立ち止まっていては、ロータリーは衰退してしまいます。
      • 新しい会員を誘おう!
        声かけ、目をかけ、心をかけ、一人一人の心がけで、「ロータリーに入ってよかった!」と思って頂ける事ができると思います。
      • 衛星クラブの設立と活動
        お陰様で、当地区でも衛星クラブ設立の機運が大いに盛り上がっております。そして前進しています。ロータリーの輪を広げる活動の中でも、大切な未来のための戦略です。
      • ロータリーアクト、インターアクト、RYLAの活発な活動と協働
        若い方々の、斬新なアイデアを後押ししましょう。ロータリークラブとの相互訪問の機会を設けましょう。
    • 魅力ある毎日のロータリーの活動、そして各クラブにおける例会こそ、基本です。
      ロータリーファミリーの一員として、共に楽しみましょう!
  3. 公共イメージの向上
    ロータリーの活動と共に、パートナーシップに基づく地域社会・他団体との協働すべての行動・活動の一つ一つが公共イメージそのものです。ロータリーのDXも推し進めて参りましょう。
  4. ”世界でよいことをしよう! ”界でよいことをしよう! ”
    200以上の国と地域でロータリー、ロータリー財団は、献身的率を続けています。このことは凄いことだと思います。様々な困難・危険にも立ち向かっています。ロータリー財団奨学生、平和フェロー、グローバル補助金、地区補助金、国際少年交換など、ありとあらゆるソースは、大いに世界の平和と地域の安定に寄与しています。引き続きのご理解とご支援をよろしくお願い致します。
  5. 世界各国から選出される米山記念奨学生を育成し、日本への理解を深め、ロータリーの一員として、世界で貢献していただく人材育成は、緊急の課題です。意義深いことです。米山記念奨学生の合言葉は、”母国と日本の架け橋’’です。是非例会等でのコミュニケーションの時間を取って頂きたく思います。素晴らしい人材です。
  6. ロータリーは学びの場です。ロータリーを学び、人生を学びます。ロータリーの知識とリーダーシップを学ぶ最良の機会が、RLI (The Rotary Leadership Institute,ロータリー・リーダーシップ研究会)です。新しい会員も中堅の会員もベテランの会員も、どうぞこの RLI の扉を開いてご参加下さい。
  7. ロータリーの理念、奉仕の理想に則って、職業奉仕・社会奉仕を実践、推進しましょう。日々実践です。加えて今、ポリオ根絶の最終の戦いです。ポリオ(小児麻痺)の恐怖から子供達を守る為に力を合わせましょう!力を抜いてはいけません。この親いに勝たなくてはならないのです。
  8. そして、会員皆様へのお願い
    • ロータリー財団への年次寄付目標  ・・・・・・・・・・一人平均 150ドル
    • 米山記念奨学会への年次寄付目標  ・・・・・・・・・・一人平均 16,000円
    • ポリオプラス基金への年次寄付目標 ・・・・・・・・・・一人平均 30ドル

『三つの幸せ』
という言葉があります。

  • 人にしてもらう幸せ
  • 自分でできる幸せ
  • 人にしてあげる幸せ

私達はロータリアンであることの幸せを噛みしめながら、これからも揺るぎのない姿勢で、活動を紡いで参りたいと思います。

【地区重点事業】

●未来を創る青少年に明るい未来を!

~オールロータリー ・ロータリーファミリーの力を合わせて、 参加しよう、 ともに歩もう~

ロータリー財団奨学生、米山記念奨学生、国際青少年交換学生、RAC、IAC、RYLA、などロータリーファミリーとの交流を活発に行おう。情報の共有をして連携を計っていこう。彼らは、将来自分が何をしたいのか、しっかりした考えを持っています。明るい希望を持っている人材を大きく育てましょう。

ポリオの根絶を徹底して成し遂げよう ・・・・力を抜いたら危険!

●危機管理に万全を期そう

ロータリアンお一人お一人の強い思いが必要です。

あらゆる危機を起こさないように心がけると共に、危機を起こさない万全の体制で臨みましょう。 万一危機が発生したら、しつかりと対応できる体制を確認しよう。 危機管理委員会がリーダーシップを発揮していただきます。

●公共イメージを向上させよう

もっともっとロータリーを滋識しよう

一人一人のロータリアンの行動が原点です。 それぞれのクラブの活動が基本です。
ロータリーの日々の活動が、 即ち公共イメ ージの向上につながっています。

●ロータリー財団7つの重点分野を意識しよう

私たちが、 世界の中で何ができるのかを考えよう

紛争の解決と平和の構築 疾病との闘い きれいな水の提供と衛生 母子の健康 教育の支援 地域経済(地元経済)の成長 環境の保護

子供たちの未来のために、 蒼い青い地球を護りましょう

何もしなくて良いはずがない!世界中で、 私たちの助けを必要としている人々がいます。私たちは微力かもしれません。 しかしながら先輩方が築き上げた世界中のネットワ ークがあります。 経済格差、難民、飢餓、 貧困、病気(感染症等)、 襲いくる自然災害、紛争そして戦争の連鎖から解き放つ!今こそ少しでも人に与えることのできる幸せをかみしめながら、小さな善意を重ねて参りましょう。 大きな力・うねりになります。
 元国連難民高等弁務官緒方貞子さん(第2回ロータリー財団奨学生)の言葉です。
溢れる難民の支援は困難をきわめた。できることは限られている。しかしながら「何もしないよりまし」との念で、難民救済に最前線で戦い続けられました。銃で守られながらも。
一緒に進みましょう!その中で見えてくるものが必ずあるはずです。

●ロータリーファミリーについて

ロータリーアクトクラブを育てよう。

2016年規定審議会にて、ローターアクターが正会員になることが認められました。
2019年の規定審議会にて、ローターアクトクラブが、正式に国際ロータリーに加盟承認されました。2022年7月1日よりローターアクターに人頭分担金徴収が課せられました。同じく2022年7月ローターアクトクラブのグローバル補助金プロジェクト提唱が承認されました。ローターアクターとローターアクトクラブの自立と共に、スポンサークラブの意識改革を図っていければと思います。その違いをエネルギーとして、相乗効果が生まれることと確いたします。ローターアクターの若き力を積極的に地区委員会に迎え入れましょう。これからのロータリー成長の為に、是非必要なことです。しっかりと積極的に支え、問題を共有し、仲間として同じ目線で共に向き合いながら、時には協働しながら、活動していきましょう。ロータリーファミリーとの連携は、待ったなしの課題です。若者の新しい発想と行動力に期待します。

●会員増強に力を尽くそう

マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ会長よりのメッセージを皆様方もご覧になられたと思います。「ロータリーの最大の財産は、その歴史でも、プロジェクトでも、比類のない世界的広がりでもありません。それは会員です。」どうぞよろしくお願いいたします。衛星クラブの設立等、門戸を開きロータリーの輪を広げましょう。

•月桂樹プロジェクトの継続

昨年に引き続き、月桂樹プロジェクトも継続していきましょう。
ロータリーの創始の心に立ち戻り、未来へと紡いでいきたいと考えております。

•国際職業奉仕プロジェクト

昨年、地区の国際職業奉仕碁金を使用させていただき、スリランカにおいて有機ココナッツオイル生産に係る、乾燥機・圧搾機・圧砕機の3台を寄贈させていただきました。
本年度、DDF(地区財団活動韮金)をフル活用させていただき、より平和な世界を紡ぐために、世界的な社会貢献活動にどんどん取り組んでまいりたいと考えております。
地区補助金を最大限に活用しましょう。

•第2740地区地区大会を成功させよう

この度、唐津ロータリークラブをホストクラブとして、伊万里ローターリークラブ、唐津東ロータリークラブ、唐津西ロータリークラブ、伊万里西ロータリークラブ、唐津中央ロータリークラブをコ・ホストクラブとして、2025年10月24日(金)・25日(土)・26日(日)に実施することとなりました。会員であることの喜びを感じる大会を、みんなの力で創り上げましょう。
会員一人一人が主役です。